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こんにちは、ぞのです。
はたらいく、とらばーゆの開発を担当しています。
8月に10日間、地元・鹿児島から遠隔リモートワークを実践しました。今回はその時のレポートをお届けします。

リクルートホールディングスがリモートワークを本格導入

2016年1月より、リクルートホールディングスは、グローバル化への対応、今後予測される人口減少による労働力の不足、ダイバーシティの推進、といった経営課題に対応するため、「働く=会社に出社して働く」という従来の考え方を見直すべく、リモートワークを本格導入しました。リクルートジョブズでも現在検証実験が進められています。

地元・鹿児島から遠隔リモートワークをした理由

リモートワークの期間を利用し、『南薩トライアルステイ』という企画に参加することにしました。「南薩トライアルステイ」は鹿児島県指宿市と南九州市による期間限定の移住促進企画で、空き家での体験居住を通して地域とのフィット感を確かめることができるプログラムです。シェアハウスで暮らし、イベントやワークショップを通じて地元住民と交流することもできます。私は地元が鹿児島で、将来的には地元で働きたいというと気持ちを持っていたので、良い機会だと思い参加することにしました。

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私が住んだシェアハウスは、鹿児島県南九州市知覧というエリアにある武家屋敷! 上の写真のような街並みが残っています。知覧武家屋敷庭園の一帯は、国の重要伝統的建造物保存群に指定されているエリアで、今回シェアハウスとして提供されたのは築100年の古民家でした。敷地内にある約200年前に作られたという庭は、名勝指定されている知覧武家屋敷庭園群のひとつにもなっていて、観光客が訪れます。“武家屋敷シェアハウス”という、普通ではなかなか住めなさそうなところに住める企画だったのも、今回参加を決めた理由です。

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遠隔リモートワーク実践前に不安だったこと

今までは、リモートワークをするとしても、何かあったら会社に出社できる距離だったので、東京を離れての「遠隔リモート」というのは初めてでした。楽しみにしつつも、プロジェクトの途中だったこともあり、「意思疎通がうまくいくか」「ネット環境は大丈夫か」などの不安もありました。

遠隔リモートワーク中のスケジュール

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今回宿泊した古民家には、庭の草むしりや砂利に箒目を付けるなど庭の管理の一部も仕事として入っていたので、朝は早くから始まりました。当番の日は6:00ごろ起床し、6:30から上の写真のような立派なお庭を掃除。少し休んだ後、8:30には始業。午前中作業し、昼になったらご飯を食べに出かけます。
その後、午後の作業を開始。夕方くらいになったら一旦切り上げて近くの温泉に行き、やることがあれば夜も引き続き仕事をしましたし、仕事に余裕があればそのまま切り上げていました。
東京にいる時よりも1時間半くらい前倒しで仕事をしていたことになります。そのため、自然と寝るのも早くなりました。

遠隔リモートワークのよかったこと

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・生活の質が上がった!
何よりもよかったのは、生活の質がすごく上がったこと! 上の写真のように緑いっぱいの環境で、朝は自然と目が覚めるし、食事もおいしいし、温泉にも入れる。普段の生活の中で気分転換できるポイントがいくつもありました。そのためか、普段よりも集中して、効率よく仕事に取り組むことができました。

・カスタマーにより近い距離で仕事ができた!
地方で働いている人と近い距離で仕事ができたのもよかったです。普段オフィスの中からほとんど出ることなく企画の仕事をしていましたが、今回は、カスタマーに近い、地方のリアルな生活を見ながら生活ができました。このことによって、今までの自分の思い込みが払拭されたり、生活の中での多くのことに気づけたりしました。のんびり地方で働いている人、農業をしながら働いている人、家族みんなで働いている人など、「働き方には様々なケースがある」という極当たり前のことに気づけたのは大きな収穫でした。

・普段は話すことのできない人と交流できた!
「南薩トライアルステイ」は南九州市、指宿市というふたつの地域で行われていましたが、滞在中に指宿市の地元の方々と飲み会などを通じて交流する機会がありました。また、同じシェアハウスにも年齢・職業・バックグラウンドの様々な人がおり、普段接することのない人々との交流もおもしろかったです。

・効率よく仕事ができた!
行く前に懸念していたコミュニケーションの点でも、案外スムーズに仕事をすることができました。困ったときには、すぐにグループのメンバーとチャットでやりとりもできたので、東京にいるときと変わらず、特に困ったことはありませんでした。会議はハングアウトや電話で行い、無駄な会議も減ったのでより効率よく仕事できたと思います。

遠隔リモートワークで困ったこと

・認識の微妙な差
リモートワーク期間中は、開発プロジェクトでエンジニアとやりとりをする機会が多かったのですが、リモートだと細かい仕様の認識が合わせづらいこともありました。「対面だったらもっとうまく伝えられるのに…」と思うようなことがあったのも事実です。
プロジェクトのフェーズによっては対面で詰めたほうが良い時期もあるので、遠隔リモートワークをする場合は、「タイミングやフェーズを見ながら実施しないと難しいかな」とも思いました。私は企画職でいろいろな部署と連携をとっていくことが多いので、オンライン会議だと全出席者の合意形成やブレストなどは難しそうだなと思っています。

・リモート会議
東京に戻ってきた後、チームのメンバーに意見を聞いたところ、リモート会議だと伝わっているのかが不安だったという声が上がりました。例えば、リモートの場合は大きくリアクションするだけでも伝わり方が変わることがあるでしょう。リモート会議の練習は、もう少し実践を積んでいく必要があると感じました。

最後に

全体的に、遠隔リモートワークでは非常に大きなメリットを享受することができました。今回うまくいったこと、改善すべきことを踏まえて、「働く」に向き合うリクルートジョブズの一員として、新しい働き方をどんどん実験していきたいと思います。最近はプライベートで鹿児島の甑島(こしきじま)という離島の地域活性プロジェクトに関わっており、休日を利用して島通いをしているので、滞在を少し伸ばして「離島リモートワーク」にもトライしてみたいと思っています。その際にはまたレポートします!